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パーパスドリブンな組織になるために、中国漢字の簡略化から学べること

更新日:2023年3月28日



1950年、中国の識字率は20パーセントでしたが、現在では、85パーセントを超えています。


その要因のひとつに、1950年代に漢字が簡略化されたことがあります。当時、中国政府は新しい簡体字「简体字」を制定し、画数を減らして簡略化、さらに中国漢字そのものの総数も減らしました。これにより、学ぶ側だけでなく、教える側にもハードルが下がりました。


会社の信念や価値観を、組織全体に浸透させる際に、この漢字の簡略化のケースから学ぶべき示唆があります。企業の信念や価値観の理念体系が長すぎたり、要素が多すぎたりといった複雑なものであれば、それを伝播して組織内外に拡げる機能も低下するということです。


その理念体系は、

  1. 急速に進化する現代の世界で、すぐに習得でき、内部浸透できるようなものか?

  2. さらに他の人に教え、広めることができるものなのか?

企業の信念(=パーパスやビジョン)と価値観の理念体系を考える上でのキー要素として、これらの2点について、問いかけてみるとよいでしょう。


 

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