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  • 執筆者の写真smo inc

GoogleのAI製品によるパーパス実現

更新日:5月20日




インクルージョンがビジネス環境において重要になっている今日、多くの企業で、障がいをもつ人々へ自社製品・サービスへのアクセシビリティを向上させることに注力している。今年のGoogleのスーパーボウル広告では、この点でGoogleの取り組みを非常にうまく伝えている。 


この広告では、友人や家族との瞬間を写真に収め、共有したいと願う視覚障害者の男性が主人公。ガールフレンドとの生活の中で、グーグルのスマートフォンで自撮りや写真を撮ることができた貴重な瞬間が描かれている。


製品そのものではなく、インパクトに焦点を

この広告は、製品やその特徴に焦点を当てておらず、その代わりに、製品が主人公の日常にどう影響したかに焦点を当てている。この、インパクト中心というテーマは、企業のパーパスという視点からも重要となっている。パーパスが目指すものは、その製品やサービスを売ることではなく、そこからもたらす、顧客、地域社会、そして世界にもたらすインパクトである。この広告はグーグルのパーパスを本質的に反映したものだ。


パーパスの実現と伝達

Googleの存在理由は、"to organize the world’s information and make it universally accessible and useful. (世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにすること) "。この広告は、Googleのパーパスを実例として伝えている。視力障害の男性の情報(写真という形の思い出)を整理し、彼の友人や家族がアクセスできるようになった。このようにGoogleは、自身のパーパスをどのように実現しているかを広告で示しているのだ。


二つの効果

このタイプのコミュニケーションは、2つのポジティブな効果をもたらす。まず一つ目は、社外的にグーグルのパーパスを消費者に伝えること。そして2つ目は、社内に向け、社員を鼓舞し、パーパスを活性化させることである。この "アウトサイド・イン "のアプローチにより、広告によって消費者の信頼性を築き、ポジティブイメージを高め、さらには、従業員にとっても①パーパスドリブンな取り組みとはどのようなものかを伝え、②Googleという組織の中でのパーパスドリブンな意思決定と行動を促すという、2つの効果が期待できる。


まとめ

Googleのスーパーボウル広告は、単にストーリーを語っているのではない。製品が人々の生活をどのように変えているかを紹介しながら、彼らがそれによってパーパスをどのように実現しているかを示しているのだ。情報への普遍的なアクセスと、利便性へのコミットメントを示すことで、Googleは消費者にも従業員にもインスピレーションを与えている。この広告を通じてGoogleは、世界にポジティブな変化をもたらすパーパスドリブン組織としての評判を確固たるものにしている。

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