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経営理念と宗教について(前編)

更新日:3 日前


経営理念に影響を与える、創業者の理念について


企業のパーパスを明確にするためには、「入念な情報探索(インプット)」から始めることが必要だ。これには、内部と外部の両視点からパーパスに重要な考えを集め、抽出する作業が含まれる。たとえば、ブランドの原点や歴史、企業文化、目指す姿を明確にし確認する。その中で重要なインプットの一つが企業の経営理念である。


企業の経営理念と創業者の理念は密接な関係にあり、企業理念は創業者の思いの延長線上にある。このような場合、経営者の理念を深掘りし、彼らの哲学、信条、信念、価値観を理解することが求められる。


では、創業者の理念の深掘りを検討する際に、どのようなアプローチや視点を持つべきか?



創業者の理念を探る三つの視点


「日本における経営理念の歴史的変遷:経営理念からパーパスまで」という著書で知られる金沢星稜大学の野林晴彦教授によると、経営者個人の哲学・思想の源泉は主に3つから成り立っている。


  1. 経営者の宗教的背景

  2. その時代の経済思想・経営思想

  3. 経営者の過去体験

これらの視点を踏まえ、創業者の理念を理解するためのアプローチを考えることが有効である。


特に、経営者の宗教的背景に注目したい。現在の多くの企業理念では、創業者の宗教的信念を反映していない。しかし、創業者の宗教的信念が企業理念に強く影響を及ぼしている成功例として注目される企業も存在する。その一例が、店舗ごとの収益と、顧客満足度でマクドナルドやケンタッキーフライドチキンを上回るアメリカのファストフードチェーン、Chick-fil-Aである。次回の記事で、Chick-fil-A について詳しく掘り下げてみたい。

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