先日、SMOでは、毎年発行しているオリジナルタブロイド「SMO TOKYOシリーズ」の2023年版を公開いたしました。発刊にあたっての、冒頭挨拶をご紹介します。
「パーパス × サステナビリティ」
Purpose × Sustainability
SMOが毎年年初に発行している、ちょっと先の未来へのヒント、そしてビジネスのヒン
トをまとめた「SMO TOKYOシリーズ」。今回のTOKYO2023のテーマは「パーパスxサステナビリティ」です。
もう散々耳にしている二つのキーワードですが、これらなくして、今後ビジネスに参加することはますます難しくなっている状況です。あらためて、この二つについて、それぞれを、そしてお互いの関係性を、的確に説明できるようになることで、ご自身のビジネスに役立てることができる、と考えています。
“パーパスとは何か ?”は、SMOがこの10年以上ずっと取り組んできた、企業や組織は何のために存在するのかという問いに対する答えである「存在理由」に他なりません。
では、サステナビリティって、何のことでしょうか。日本語にすると「持続可能性」ですが、サステナブル=環境に良い=エコ、という意味だけで捉えられていないでしょうか。
わたし達が今回唱えたいサステナビリティは、ひとつの側面から見たものではなく、企業が、人間が、地球が、いかに永く存続していくか。そこには、環境に優しくする行為だけではなく、雇用機会をつくり、経済を回し、利益を産み、人を育てていく、People、Planet、Profit、3つのPの要素が必須だということです。
では、その3つを束ねる軸となるのは、なんでしょうか。
それが、パーパスです。自社の社会に対する存在理由から、すべては始まります。
SMOのパーパスは「本物を未来に伝えていく。」です。日本をはじめ世界中の素晴らしい企業・ブランドを、より強い組織にして、次の世代、その次の世代まで残るようなものになるようなお手伝いをすることが、わたし達の存在理由です。今回の言葉を借りれば、いかに組織が強いブランドとなり、サステナブルな状態になれるか、にクライアントと一緒に取り組んでいます。
文化、企業、人類の存続...、あらゆるサステナビリティに対してさまざまな視点をもち、その意味と役割に対する見解を、そしてパーパスへの理解を、より深めていただくきっかけとなれば嬉しいです。
なお、一部の方々には、毎年紙でお配りしていたSMO TOKYOシリーズですが、今年から、紙でのお渡しは廃止することにいたしました。このTOKYOシリーズが、デジタルオンリーとなることで、携帯の中、タブレットの中で、より長きにわたりみなさまのお手元に置いていただけますように。
TOKYO2023が、みなさまの未来への、ますますのご活躍のヒントになれば幸いです。
CEO 齊藤 三希子
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