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待ってくれない環境問題に立ち向かう若き環境活動家:平原依文のサステナビリティコラム①

更新日:1月30日

皆さん、こんにちは!SMOで広報兼サステナビリティコンサルタントを務めている平原です。

今月から毎月サステナビリティに関わるコラムを皆さんにお届けさせていただくことになりました。ぜひ、「こんなこと知りたい!」などあれば、リクエストいただけると嬉しいです。


温暖化の影響で異常気象や猛暑が続く今日この頃。クーラーがないと厳しい季節になりましたが、環境負荷もあるし、電気代も高いし…。色々とお悩みが多い時期なのではないでしょうか?

だからこそ、今回はそんな温暖化を始めとする「気候変動」に向けて取り組む、環境活動家であり私の親しい友人である露木しいなさんのご紹介をしたいと思います。




環境活動家という概念がない世界を目指して


露木さんは、環境活動家ですが、環境活動家を必要とするというのは「負の遺産」の表れ。私たち一人ひとりが環境を日々意識した選択をし、自然と共存した生活を過ごせば環境は必然と良くなってくる。そんな世界を願っているものの、いまだに環境負荷のある活動ばかりを企業や消費者がしているため、環境活動家が存在しているという事実があります。露木さんが目指すのは、環境活動家がいらなくなる世界です。



高校3年間を「世界一エコな学校」と呼ばれるインドネシアの「Green School」で過ごしたことをきっかけに、環境活動家になった露木しいなさん。彼女は現在、大学を休学して全国の学校をまわっての講演活動や肌と地球に優しいオーガニックの化粧品開発「SHIINA Organic」、SNSでの発信を通じて、環境課題と向き合い、学生から企業に対して対話をし続けています。


元々は、肌の弱い妹さんのために人に優しいコスメを作りたいと思い、2008年9月に開校された環境教育に注力した学校「Green School Bali(グリーンスクールバリ)に入学、元からの関心であったコスメ開発について学んでいました。そもそもコスメと環境問題の関係性になぜ興味を持ったのか。全ては授業の一環であったバリ島のゴミ山を訪れたことがことの発端でした。ドラッグストアやデパートなどで販売されているコスメ容器と包装に使われるパッケージ。それがゴミ問題に繋がっていたことはなんとなく知っていたのですが、実際にそのゴミが廃棄された先や流れ着いた先を目の当たりにした時に、衝撃を受けたそうです。



「何かを始めるのに、大人になるまで待たなくていい」


そんな時に、当時同じ学校に通っていた「レジ袋ゼロ」を目標に掲げるNPO団体の代表を務める12歳と14歳の姉妹との出会いが露木さんの人生を変えることにつながりました。「ゴミを減らすことだけではなく、そもそも排出量を減らさないと抜本的な問題の解決にはつながらない」。そんなことを継続的に政府に訴え、結果10代だったのにも関わらず政府に彼女らの熱意が届き、「レジ袋を廃棄する」という州知事の合意を取り付けたそうです。


そんな二人が常々言っていたのが、「何かを始めるのに、大人になるまで待たなくていい」ということでした。露木さんがこれまで持っていた「環境活動を変えるためには法律しかない。そのためには政治家にならなければならない」という考えは一気に覆され、環境問題は待ってくれないからこそ、二人の行動力に感化された露木さんはご自身でも「コスメ開発を通じて何かできるのではないか」と、行動を起こすことになりました。




消費者の選択が地球を変えるー環境教育からコスメ開発への挑戦


そこでまず始めたのがYouTubeでのコンテンツ発信でした。「消費者の選択が地球を変える」だからこそ、何にお金を出すのか、深く考えて欲しい。その思いで始めたYouTube。露木さん自身の卒業テーマでもありました。始めた頃は注目も少なかったのですが、そこから気づけば年間120校以上の学校に訪問するようになり、これまで計1万5千人ほどの生徒さんに環境教育を届けてきました。




彼女が今年、念願の思いで作り始めたコスメブランド「SHIINA Organic. 」がついにリリースされます。

「透明性」「持続可能性」「オーガニック」をブランドコンセプトに、構想から開発までに4年の歳月をかけて誕生した「SHIINA Organic 口紅」は、原材料の調達から、使い終わるまでのすべての工程に配慮。厳選した自然成分を配合し、世界基準の有機認証「コスモスオーガニック認証」を取得。口元を彩るカラーコスメから、「安全性」や「環境」を考えるきっかけになるようにという想いが込められているとのこと。


露木さんのような、行動力があり、パーパスをもった若い世代の方々が率先して世の中を変えていく姿は、その下の世代はもちろん、上の世代も含めて巻き込んでいける原動力になると信じています。


次回はヨーロッパを中心に、海外におけるサステナビリティの企業事例を紹介します。



 


平原 依文(ひらはら・いぶん)

SMO 広報・PR / サステナビリティコンサルタント

HI合同会社 代表 / 青年版ダボス会議 One Young World 日本代表


小学2年生から単身で中国、カナダ、メキシコ、スペインに留学。早稲田大学国際教養学部卒業後、ジョンソン・エンド・ジョンソンで、デジタルマーケティングを担当。その後、多企業で広報とブランドコンサルティングを推進。2022年には自身の夢である「社会の境界線を溶かす」を実現するために、HI合同会社を設立。SDGs教育を軸に、国内外の企業や、個人に対して、一人ひとりが自分の軸を通じて輝ける、持続可能な社会のあり方やビジネスモデルを追求する。Forbes JAPAN 2021年度「今年の顔 100人」に選出。














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